面談が終わりました。
音楽教室ではそれぞれのレッスンの後にスケジュールを組んで
1か月の間に全員終えて
自宅の生徒さんは春休みを使って
二日間で終えることができました。
今回は面談のお知らせの手紙にアンケートをつけて
配布し、アンケートの内容に沿ってお話を進めていきました。
1年を振り返って
アンケートには『1年を振り返ると
成長が見られました』というお家の方の感想がほとんどでした。
毎日、毎週のレッスンを見てるときは
成長をなかなか感じられず
「全然練習できてない」「練習が少ない」と
思ってしまうことが多いかもしれませんが、
1年を振り返るとちゃんと成長しているのがわかります。
わたしからは
「前回の発表会の曲と今回の発表会の曲を比べた時に
レベル的に変わらないと感じられたら
練習がうまくいってないと思って心配しましょう」とお伝えしました。
あとは、ひとりひとり出来るようになったことが違うので
具体的な成長をお伝えしました。
これからの1年
まずは、本人とお家の方の希望や
描いている目標などがあればそこから
今年やるべきことをお話しして
わたしからは
次回の発表会に弾いてもらいたい曲をイメージおいて
中には実際に1年後の発表会の選曲をしてみたりして
今はとても弾けそうにないような
難しめの曲の中から選んでもらって
「前回の発表会の曲も1年前に決めてたら
”むずかしそー”って思ったともうよ。難しそうだけど弾けるといいな、
っと思えたらそうなることを目指そうね」
と言って、そのためにやるべきことをお話しします。
練習の様子
現状を把握して
このくらいの練習ならこのくらいの事が出来る、という
目安にします。
けっしてお説教のために聞き出すのではないのです。
もし、もっと練習を増やしたいと思っていたら
一緒に考えて何かアドバイスできることをお話しします。
わたしからは
「毎日発表会の前のように練習できるのは
理想ですが、普段の練習が物足りなくても
発表会の前のあの集中的な練習でぐんとステップアップするので
心配ないですね」とお伝えしました。
どの生徒さんも『やればできる』ので、お母さんとしては
「もっとやればいいのに」とはがゆい気持ちになるんだと思います。
質問その他
意外と質問やお悩みを書かれている方が少なくて
楽しく見守ってくれているのだと安心しました。
まとめ
三者面談を初めて6年くらいが経ちます。
始めはわざわざ来てもらうのは大変かな、と
思ったのですが
みなさん快く足を運んでくいれているようで
とても感謝です。
わたし自身しゃべりが得意ではないので
毎回ちょっとした緊張を感じながらも
終わった後はいつも
『やって良かった』の一言です。
せっかく時間を作って来てもらっているので
『実のある話を聞いてもらわなければ・・・』
という気持ちなのですが
『実のある話を聞かせてもらっている・・・』という現実です。
ほんとにありがたいです。
中にはこういう機会だから
「ピアノにピリオドを打ちます」という話をきりだされる生徒さんも
何人かおられました。
この機会のせいで
『しろくろはっきりさせないと』と思わせてしまっているのではと
思ったりもしました。
事務的なことをしてくれる受付のかたが
おられる楽器店だと
紙一枚で「退会します」というお知らせが
くることもあるので
どんな理由でそうなったかという経緯を
詳しくお話していただけるので
寂しい気持ちはありますが
去る側も去られる側も
すっきりとした気持ちになれて
やっぱり三者面談、必要なのだと思いました。
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