暗譜

自分の練習

こどもの頃は暗譜を自然と出来たので

頭で考えることはなかった気がします。

きっと生徒さんもまだそうかと思います。

たくさん練習すれば自然と覚えられるものでした。

でも年齢を重ねるごとにそうはいかなくなり

そのながれで本番に挑み

失敗することが増え

練習不足もあったかもしれませんが

暗譜が不十分だったのかも・・・と思うようになりました。

本番で演奏していると時も「あえ?次の音どこ弾くんだったっけ?」

と思った瞬間に真っ白になるはめに。

なかなか100%の力で演奏することは困難ですが

暗譜に自信がないと真っ白になることが想像できます。

失敗をするたびに取り組んでみた暗譜対策をあげてみたいと思います。

非常口をつくる

これは高校生のときについていた先生からの

アドバイスで、何か所か非常口を作って

しかもフレーズの切れ目とかでなく

あえて中途半端なところにつくり

その非常口からすぐ弾けるようにしておくものです。

片手で暗譜、弾かないほうの手はシャドウで弾く

ある程度暗譜している段階で

右手は通常通り弾いて

左手は音を出さずに鍵盤の上をたどるのです。

逆もします。

これが意外と音を出さずに弾くと

「どこだったっけ?」と迷ったりするので確認にはお勧めです。

カメラのシャッターを押すように目で見て映像として覚える

これは練習し始めの譜読みの段階で使う暗譜方法です。

何秒かじっと楽譜を見つめて覚えます。

一度にたくさんは覚えられないので

覚える範囲は1小節くらいです。

コードネームを書いて覚える

全部のコードネームが分かるわけではないのですが

和声を意識するということです。

調性を理解するのも暗譜の手助けになります。

弾かずに頭の中で鍵盤を思い浮かべて弾く

シャドウで弾くのと同じように

実際に音がならないと一瞬不安になります。

それもなく鍵盤を頭の中でたどれるようになったら

比較的暗譜は確実に出来てると思います。

譜読みの段階から覚えていく

覚える期間がある程度長いと暗譜の定着が

しっかりできます。

曲が仕上がってから暗譜するより

わりと早い段階で楽譜を覚えていくようにすると

音色づくりにも余裕ができます。

まとめ

人一倍緊張しいなので本番対策を出来る限りしないと

怖いです。

暗譜も安心材料のひとつなのでいろんな手段を考えて取り組んでいます。

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