好奇心大歓迎の記事に書いた脱線例
この数々の脱線の場面で実際にやってみた方法です。
脱線その1グランドピアノの中を除いてハンマーの動きをひたすら観察
そんな時は・・・・・
「ハンマーのところに注目しててね」
と言って半音階を高速で弾きます。
高速ではまねできないので一本指で
半音階をまねてもらい鍵盤に触れる時間に修正です。
脱線その2まだまだ届かないペダルをつま先で一生懸命踏んでみる
まだまだペダルをつかう曲でには
出会わないですが
興味を持った時に
3本あるペダルの違いを教えてみます。
一番右の『ダンパーペダル』は
「ちょっとふんでみて」と言って
ビックベンの鐘(学校のチャイムみたいなやつ)を弾いて
みせます。
きれいに響くと気持ちいいいので
うるさくするためのペダルではないことも伝わります。
一番左のペダルの『ソフトペダル』も
ふんだ時に鍵盤全体が右に動くので
「鍵盤に注目してから踏んでみて」
と言って集中力を促します。
最後に真ん中の『ソステヌートペダル』を踏んでみます。
「これはタイミングが難しくてね」と言って
弾いてから踏むのを見せます。
その時点でもうペダルから足が離れているので
軌道修正完了です。
脱線その3ホワイトボードに落書き
「先生のまねして歌ってね」と
簡単な模唱(ドレミ→ドレミみたいな)をやってもらいます。
「歌ってる間だけ書いていいことにするね」と
ひととおり書き終わるまでひたすら模唱です。
脱線その4ピアノの下にかくれんぼ
「この曲が終わるまでにでてきてね」
と、”小さな世界”や”ミッキーマウスマーチ”など
よく知っててこどもが喜びそうな曲を
弾き始めます。
あとは「隠れたら、はい!音あて」と
いきなり音あてをはじめたりします。
脱線その5後ろむいて背中側で弾く
体力てきに長くはやり続けられないので
脱線し続けることはないですが
「すごいね!鍵盤見ないで弾けるんだ!やってみてやってみて!」と
奇人技習得へ持っていく。
まとめ
危ない事と、わたしがすごーく不快に思ったことには
注意することもありますが
基本
「だめよ」からは入らずに
軌道修正できればと思っています。
これまでの経験で
「だめよ」の否定の一言は
さらにやりたいモードを加速して
いく感じがしたので。
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