フォーレを弾く その2

ひびぴあのブログ

練習を始めて6か月がたちました。

2回目のレッスンを受けました。

現状の記録と今後の課題です。

Andantino espuressivo(始め~12小節目)

およそ♩=50

の、テンポで弾けました。

レッスンで注意を受けたところは

『右手の裏拍に出てくる16分音符が重くなっている』でした。

繊細な音で速い音は指のコントロールが難しいです。

多声になっているので

今後はそれぞれの声部を整理整頓して

メロディーラインは綺麗に、

伴奏部分は邪魔をせず流れとハーモニーを味わって弾くことが

今後の課題です。

そのためには

それぞれの声部を分けて

引き算練習をし

上声と、伴奏

内声と、伴奏

上声と、内声の組み合わせで弾き

音をよく聞くことに集中します。

全部を一緒に弾いたときに

引き算で弾いた時の音と同じになっているか

注意して練習します。

ペダルが濁らないことや、ペダルの踏みかえ音も

目立たないように練習します。

Allegro ma non troppo(13節目~73小節目) 

およそ♩=69

の、テンポで弾けました。

ここではアクセントのついている左手の弾き方を

注意されました。

ペダルを短めに踏んで

軽やかなイメージです。

24小節目に入ると『dolce espuressizo』で

ソプラノに新たなメロディーラインが現れて

それを表情豊かに歌いながら

13小節目から出てきている音型のアクセントも

意識しないといけないですが

目立ってもだめなので

矛盾しているようですが

”ひそかな”アクセントです。

ここでも同じように引き算練習が必要です。

アクセントがついてる

左手の部分だけ、その間に弾く右手の16分音符だけを

わけて練習します。

アクセントがついている

部分がちゃんと横に流れて聞こえるようにします。

右手の16分音符もつぶが転ばないように

弾くのが難しいので

メトロノームに合わせて

ゆっくりからテンポをあげて練習します。

先生曰く

「結局沢山練習して指がコントロールできる状態にしとかないといけない」

だ、そうです。

Tempo Ⅰ.Andantino espressivo(74小節目~最後)

ここは

テンポが遅くなっているようでした。

『はじめと同じテンポで弾いてね』との注意です。

冒頭と同じメロディーが出てくるのですが

左手の伴奏形が

16分音符になるので

同じテンポで弾こうと思うと

よく左手を練習しておかないといけないです。

やっぱり引き算練習必須です。

まとめ

レッスンに行くのは

大変ですが

曲を仕上げていく上でのバロメーターになるので

本番4か月前、最低3か月前は行けるようにするのがいいかなと

思いました。

引き算練習がキーワードのように

なりましたが

多声部なのは

フォーレがオルガニストだったからだそうです。

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