わたしは、夏のイベントとして
そして舞台経験の場として
コンクールをおすすめしています。
『コンクールのメリット』の記事に書いたように
たくさんのメリットがあると思っているからです。
そのメリットを上回るデメリットが
あれば、進められないかな、
と思い
『コンクールには出たくない理由』として
生徒さん、保護者が、デメリットに
感じそうなことを
あげてみます。
➀練習が大変
確かに、
発表会や本番の期日が
あると、それに間に合わせないと
いけないために
練習は必然と増やさないと
いけなくなりますね。
ピアノの練習が大変なのは
ピアノの習い事として
ついて回るものな気がします。
ハイレベルすぎるものに
参加すると
練習はかなりハードになりますが
コンクールのレベルを
見極めて
課題曲が
発表会で弾く曲と
同レベルか、少し優しめだったら
目的をもって練習することで
練習が充実するのもになり
いい練習習慣がつくと思います。
②参加料がかかる
経験は財産になります。ただではないので
親子共々、向き合い方が真剣になれる、
というのもあります。
③人と比べられるのが嫌
コンクールなので
優劣つけられてしまいますね・・・
でも
この先、いろんなことで
人と比べられること多々あると思います。
はっきり言って、審査員の先生3人の
個人的な意見です。
すべてが正解ではないので、
気にしなくていいです。
練習での演奏と本番での演奏を
比べることが重要。
自分との闘いだと思ってほしいです。
④1曲を長く練習するのが嫌
ひとつの曲を掘り下げて
練習することは
とても大切。
この経験が普段の曲を
仕上げる時に
役立ちます。
音楽力が身に付きます。
⑤舞台で演奏するのが嫌
コンクールは
発表会とは違う緊張感があります。
ピン!と空気が張ってる感じです。
でも
そんな舞台で演奏経験があると
発表会が逆に緊張しなくなります。
いろんな緊張を体験できるいい機会です。
⑥賞がもらえなくて落ち込むのが嫌
賞がもらえると嬉しい気持ちはみんなありますよね。
賞以外のメリットがいっぱいあるので大丈夫。
⑦賞がもらえなくて落ち込むわが子を見るのがつらい
この先、受験、就活、失恋、いろんな場面で
落ち込むわが子に直面するかもしれません。
でも大丈夫です。
どんな壁にぶち当たっても
きっと乗り越えられるので。
そんな時、一番大変なのは本人です。
周りはそれをどっしりと見守ってあげる
忍耐を持つことが大切だと思います。
転ばないように
先に回って防御するより
転んだあとに
『大丈夫?』ってフォローしてあげれば問題ないと思います。
⑧コンクールの日に予定がある
出たくない理由としては
決定的なので
しょうがないですね。
まとめ
コンクールにもいろいろな
種類とレベルがあります。
その子にあったものに参加するのがいいと
思っています。
『出たくない理由』
わたしなりに
向き合ってみると
やっぱりメリットが上回る気がしました。
思い切って挑戦してみてください。
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