導入を終えてからか
オルガンピアノ3程度に進んでいる生徒さんには
実践としてメロディーにコードの伴奏を
考えてもらいます。
仲良し3人組コード
初級の曲だと
3つのコードでできている曲が多いので
例えばハ長調だと
『C』『F』『G7』
ト長調は
『G』『C』『D7』
和音記号で言う
『Ⅰ』『Ⅳ』『Ⅴ₇』です。
宿題の曲に左手の楽譜は無視して
コードで伴奏を考えてもらうのですが
3つの中から選ぶので
パズルのように当てはめていくのが
わりと面白く無理なくできるようです。
コードネームに変えると?
その逆で
楽譜上からこの伴奏の音はコードで言うと
何かなという問題も出してみます。
例えば
『ドソミソドソミソ』という伴奏だとしたら
『C』のコードに出てくる音と同じだから
これは『C』だね、と言って楽譜の上に
書き込みます。
これも3つのコードの中から選ぶだけなので
それほど困らないようです。
問題例
例えばブルクミュラーの『シュタイヤーの踊り』
1曲の中に
ト長調とホ短調とハ長調が出てくるので
仲良し3人組として
『G』『C』『D7』
『Em』『Am』『B7』
『C』『F』『G7』
その時の調で3人組コードの中から
伴奏付けをします。
いきなり両手では難しいので
わたしが右手を弾いてあげて生徒さんはコードの和音を
弾くというところから始めます。
まとめ
仲良し3人組を覚える時に
何調なのかを知らないと困るので
調性を意識できるいい機会にもなります。
これもレッスン中の5分という短い時間で
取り入れる感じなので
弾きなれた宿題の曲を使ってするのがちょうど
いい感じです。
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